チェイスコンタクト
Also known as: O-Contact%, ゾーン外コンタクト率
チェイスコンタクト率とは、ストライクゾーン外の投球へのスイングのうち、コンタクトに至った割合のことで、打者が悪い球にスイングすると決めた後でも、どれだけうまくその打席を守り抜けるかを測る指標だ。
チェイスコンタクトは、チェイス率(打者がゾーン外の投球にどれだけ頻繁にスイングするか)の上に重なる二次的な指標だ。打者はゾーン外の投球を追いかけてスイングしても、空振りするのではなく、ファウルにしたり、インプレーにしたりすることがある。この結果を捉えるのがチェイスコンタクト率であり、ゾーン外へのスイングのうちコンタクトした数を、ゾーン外の投球への総スイング数で割って算出される。全体のチェイス率が高く、チェイスコンタクト率も高い打者は、頻繁にゾーンを広げるものの、それを乗り切るだけのバットコントロールを持っているということになる。逆にチェイス率が高くチェイスコンタクト率が低い打者は、ゾーンを広げたうえに、そうしたときに頻繁に空振りをする、よりつけ込みやすい打者だということになる。
コーチは、単一の数字だけで選球眼を判断するのではなく、チェイスコンタクト率をチェイス率やゾーンコンタクト率と組み合わせて使うことで、打者のスイング判断とバットコントロールについてより完全な像を得る。無駄なスイングを減らそうとする打者は通常、まずチェイス率をターゲットにする。つまり、単純に悪い球へのスイングを減らすことだ。そもそもスイングすべきでなかった投球へのコンタクトを改善することは、そもそもスイングしないことよりも間接的な解決策だからだ。
Example
ある打者はゾーン外の投球の30%にスイングするが、そのうち75%でコンタクトしており、本来見送るべき投球に対してさえ優れたバットコントロールを示している。
Why it matters
チェイスコンタクト率は、悪い球をファウルやインプレーにする打者と、それらに空振りする打者を区別する指標であり、本当に修正すべきなのがスイング判断なのかバットコントロールなのかを示してくれる。
Common mistakes
- Treating a high chase contact rate as fully offsetting a high chase rate. This means even well-defended bad pitches rarely produce quality contact compared to pitches in the zone.
- Chasing this number in isolation rather than pairing it with overall chase rate and zone contact rate for the full plate discipline picture.
Frequently asked questions
チェイスコンタクト率が高いのは良いことか?
追いかけた投球で空振りするよりは良いが、本当のゴールはそもそもゾーン外への投球にスイングする回数を減らすことだ。良いチェイスコンタクトは保険的なスキルであり、根本的な解決策ではない。
Related terms
- ゾーンコンタクト率ゾーンコンタクト率とは、ストライクゾーン内の投球へのスイングのうち、コンタクトに至った割合のことで、打者が本来打てるはずの投球に対する基本的なバットコントロール能力を測る中核的な指標だ。
- プレートディシプリンプレートディシプリンとは、ボールとストライクを見分け、打者がダメージを与えられる球だけを振る能力のことで、打撃における最も基礎的なメンタルスキルだ。
- 投球認識(ピッチレコグニション)投球認識とは、投手の手から離れた直後の回転から、球種とコースを早い段階で識別する能力のことで、遅すぎて対応できなくなる前に、打者がスイングか見送りかを決断できるようにする。
- 見逃し+空振り率(CSW%)CSW%とは、見逃しストライクと空振り(スイングングストライク)を投球総数に対する割合として合算した投球指標で、打球としてインプレーにならずにストライクを奪えた頻度を測る。
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